きっかけ

こんばんは、名無しの声楽家です。

今日はきっかけについて。

いつから歌がすきだったのか、

きっと気づいたときにはもう大好きでした。

 

ディズニーや母の歌う優しい子守唄で育った私は、幼稚園に遅刻をしても歌いながら入っていき先生に怒鳴られるようなそんな変な子でした。

 

アラサーになった今でも小さい時に歌っていたことをとても強く覚えています。

 

声楽を専門的に始めたのは高校からです。

小学校からの友人が中学校の音楽科のある学校説明会に誘ってくれて、タイミングもよく声楽に魅力を感じ始めた時でした。

 

学校説明会に行き、受験を決め、そこから今までずっと15年くらいになります。

 

楽しい時も苦しい時も歌が大好きでした。

 

今までずっと思い通りに歌えず自分を否定ばかりしてきましたが、ここ2、3年いろいろなこと、いろいろな出会いがあり自分の歌いたい歌が少しずつ歌えるようになってきています。

 

働きながら学びながら成長していってます。

 

明日はとある式典でのお祝いで歌います。

 

歌ってはいけないテノールのアリアを移調して歌います。

ルールなんて音楽を聴きたいと思ってくれる方々の前ではなんの意味もありません。

 

聞いていただける方々に音楽の素晴らしさを伝えられますように。

 

 

歌と心、音楽と心

こんばんは、名無しの声楽家です。

一番目は心についてです。

よく歌は心といいますが、本当にその通りです。

残念ながら、日本でも世界でも心のない歌を歌う人、心のない音楽を奏でる人は、星の数ほどいます。

そういう人たちは大抵苦労したことがほとんど無くて、自分のことしか考えてない人が多いです。

 

相手を想うこと、人を想うことができない人間に心のある歌を歌うことはできません。

 

以前歌手ではない先生についたときに、まず初めに教えていただいたことです。

 

そのときは私も自分のことしか考えてない人間だったので理解できませんでしたが、歳を重ね、経験を重ねるにつれ、

本当に全てはその一つから始まるのだと確信しています。

 

心のない演奏ほど聞いていて不快なものはありません。

 

どれだけ難しい曲を演奏しようが、心のない演奏は何の意味も持たないと思っています。

 

愛を込めて、心を込めて一曲一曲を大切に届けていく。

 

それが今必要とされている音楽だと確信しています。

 

歌や音楽と向き合うことで、人間的に学ばせてもらうことが毎日のようにあります。

 

歌わせていただけること、聞いていただけることにいつも感謝しています。

 

自分の声が大好きなので、自分の演奏に対して客観的になれない時もありますが、私の演奏には必ず心を感じていただけるはずです。

 

それが私の一番の目標であり、一番大切にしていることです。

 

少し散らばってしまいましたが、要は心についてでした。

 

名無しの声楽家